コロナ禍での出産体験談 悪いことばかりでもなかったよ

出産・育児

こんにちは、Y家妻こっこです。

続くコロナ禍で、大変な思いをされていらっしゃる方にお見舞い申し上げます。

病床の関係で出産する病院をかえなければならない方もいらっしゃるそうで、大変なご心労のことと思います。

私は2020年10月上旬、大阪府内で出産しました。

いわゆるコロナ禍の最中での出産だったので、会社の同僚の皆さんや友人たちに、「こんな時期に大変でしょう…」と、とても心配&同情されたのでした。

確かに不便なことや不安なこともありましたが、
出産してみて、そーんなに悪いことばかりでもなかったので、
これから出産で不安を抱えている方にも読んでいただいて、少しでも気を楽にして出産に臨んでいただけるといいなと思います。

大変・不安だったこと

総合病院だと、通院が不安

総合病院だと、お会計待ちの間などは他の科を受診する患者さんと一緒になるので、多少感染の不安はありました。

陣痛室に夫が入れない

私は予定日超過→入院して陣痛促進剤投与→投与中止後自然な陣痛が来て出産
だったために、陣痛室に丸二日いたのですが、
夫は入室できないため、分娩室に入るまで一人で陣痛に耐えていました。


その際も、看護師さんが定期的に様子を見に来てくださって、
飲み物やお手洗いなどの介助もしてくださったので全く不便はありませんでした。

通常なら夫が横にいてくれて、これらの介助をしてくれることになったのだろうと思いますが、
当然、全くの素人の夫より、看護師さんの方が頼もしく、気を利かせてくださるので(笑)


そんな中、カーテンを挟んで隣のベッドの妊婦さんは、
陣痛に苦しみながら何度も「旦那さんを呼んでほしい」と看護師さんに懇願していたので、
心細い方もいらっしゃるだろうなとも思いました。

私はというと、夫がいたら痛すぎて当たり散らす自信があったので、逆にいなくてよかったです(笑)
なお、分娩室には夫も入れたので、無事立ち合い出産できました。

母子同室しか選べない

特に2人目以降の出産の方は、母子別室を選ぶ方も多いと聞きました。


退院したらそれはそれは大変ですから、入院中に休めるなら休んでおいたほうが絶対にいいので、
新生児室で預かってもらうのは全然アリだと思います。


私が出産したときは、感染予防の観点から原則母子同室だったので、別室希望の方はつらいかなと

でも病院スタッフの皆さんは、「しんどくなったらいつでも連れてきてね!」と言ってくださって、
実際何度かギブアップして娘をお願いして休みました。

悪いことばかりでもない

面会禁止のため、お見舞いが来ない分ゆっくりできる

出産後って、やっとほっとして、赤ちゃんと一緒にゆっくり…と思っていたのですが、

頻回授乳に、おっぱいが張るので搾乳、おっぱいマッサージ、
さらにこれからの子育てに関する講義があったり、
赤ちゃんの検査や自分の産後の回復具合の検査があったり、
食事やシャワーの時間も決まっているし、
出産報告の連絡を各所にしなけらばならないし…で


思ったより 休む暇ない のです。

そんな中で、夫、両親、義両親、友人などの面会にも対応するとなると、かなり疲れるのでは…?と思いました。


その点、面会禁止だったために気も遣わなくてよく、授乳の合間に昼間でも少し休んだりすることができました。

そもそも母子同室の場合、赤ちゃんは夜中関係なく泣くし、
出産直後にハイになってしまって夜もあまり眠れなかったので、
昼に少しでも休めたことは大変よかったのでした。


家に帰ってからは24時間体制の赤ちゃんのお世話&家事が待っていますから、
これから出産の方は、入院中に積極的に休んでくださいね!!


ちなみに出産した産院では、面会禁止でも、ナースステーションを通じて荷物などの受け渡しはできたので、
途中夫に荷物を持ってきてもらったりしました。

他のお母さんで、荷物と一緒に旦那さんからお手紙をもらっていた方がいて、
「優しい旦那さんですねぇ~」とほっこりした出来事もありました♡

面会禁止のため、他の患者さんのお見舞の方とも顔を合わせずに済む

大部屋の場合、他の患者さんのお見舞いの方が病室に来られる場合もあると思いますし、
面会スペースがあっても廊下などですれ違ったりすることもあると思います。


さて、産後の私の状態はといいますと、
顔色最悪のボロボロ、もちろんノーメイク、
いつでも授乳できるようにブラジャーもしていませんでした…


そんな状態を他人に見られるなんて、考えただけでもぞっとします。
これも面会禁止でよかったなーと思ったことです。

助産師さんと話す機会が多く持てる

初産だったので、赤ちゃんのお世話も、何もかもわからないことばかり…

本当に助産師さん方は頼もしく、お世話になりました。

面会している時間がない分、
これからの赤ちゃんとの生活のことなど、
質問や相談の時間を多くとれたのはとてもよかったです。

夫の飲み会がないので、育児参加しやすい

文字通り、妊娠中から出産後現在まで、夫はほとんど飲み会に行っていません。


世の旦那様は、出産祝いだ!と飲みに誘われることがあるそうなのですが、
妊娠・出産に際して、頑張ったのは夫ではなく妻では?
もっと奥さんをねぎらえよおおおおお!!!
というのは置いておいて、


コロナ禍ですので、当然プライベートな飲み会も、仕事の飲み会も自粛です。

「仕事関係でどうしても…」と言われたら、
「うちには新生児と産後の妻がおりますので、感染したら大変なことに…」
と言って断ってもらいましょう。
これで飲み会を強行できる取引先や上司はいないはずです。


特に最初の1~2か月、生活のリズムが出来上がるまでは本当に大変です。

全員育児初心者だろうが、人手はあればあるほどよい!!

夫が決まった時間に帰ってきてくれて、
沐浴やミルク、おむつ替えをやって、
何なら他の家事もやってくれることは本当にありがたいのです。


別にコロナ禍であろうがなかろうが、赤ちゃんが生まれたばかりのお父さんは頻繁に飲み会に誘わないでほしいですけどね…

そんなこんなでコロナ禍での出産、
困難に直面している方も多くいらっしゃることと思いますが、
皆様の心安らかな出産を願っています。

【後日談】コロナ禍の産後

産後1か月は、コロナ禍であろうとなかろうとステイホームせざるを得ないので、
あまり不便さは感じていなかったのですが、


現在娘は3か月。

首が座ってきて、本当なら抱っこ紐で電車に乗ってお出かけなんかもできるはずですし、
保育園入園前に子育て支援センターでママ友づくりをしたいなとも考えていました。


しかし医療資源が不足している今、
コロナ以外でも、娘がなんらかの病気をしてしまったらと思うと、
やはりそのようなことは諦めなければならないと判断しました。


小さな赤ちゃんの育児中はただでさえ孤立しやすい状況だと思いますが、
コロナ禍ではなおさらだなと感じています。


皆が大なり小なり我慢をして過ごしている現在、
こうしてブログを書いたり、読書や近所の散歩など、
できる限り日々を充実させて過ごしていきたいと思うのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました