こんにちは、Y家妻の方こっこです。娘は2歳になりました。
おでかけ大好きY家。娘が生まれるまで、休日はほとんど家にいませんでした。
娘が生まれてからも、ちょくちょく車でのおでかけを楽しんでいたのですが、夫婦ともに幼少期は酷い車酔い体質だったこともあってか、娘も早々に車酔いすることが判明…
娘がかわいそうで、車での外出をほとんどしなくなった時期もありました。しかし最近は片道2時間の旅行にも出かけられるように!
今回は効果があった対策について記事にしました。
娘の車酔いの変遷
初めて車内で嘔吐したのは8か月の頃。
離乳食で初めての食材を食べた日だったので、その時は車酔いなのか、体調不良やアレルギーなのか判別できませんでした。(結局アレルギーではありませんでした。)
その後、たまに吐くことがありましたが、鼻が詰まっている時だったりして体調が悪いのかな?とお出かけを中止し引き返して様子を見ていました。
車に乗るとかなりの高確率で吐くようになったのは、1歳4〜5ヶ月の頃。
行きも吐き、帰りも吐き。車酔いは脳の発達により2歳頃からみられることがあると言われているので、かなり早めのスタートです。
吐いて泣く娘がかわいそうで、お出かけをやめるべきではないかとかなり悩んでいました。吐しゃ物の後片付けが大変(チャイルドシート・車のマット・服・娘を丸洗い)というのもあります。しかし一切車に乗らないというわけにもいかず…
そして幼児の車酔い対策について検索しまくる日々。効果があったと思われるものを記載していきます。
実践した車酔い対策
チャイルドシートの買い替え
車酔いのメカニズムを簡単に言うと、
「耳でとらえられた体の位置・揺れやスピードなどの情報と、実際に目から入る情報にズレが生じ、自律神経の働きが乱れ、吐き気などが生じる」
ということのようです。
そこで、
目からの情報をシャットアウトする=眠る ことが一番の車酔い対策では?と思い立ち、以下の条件で寝心地のいいチャイルドシートを探しました.
- クッション性が高い
- リクライニングする(寝入った時に頭が前に倒れない)
- 成長しても使える(ジュニアシート)
- パーツが細かく取り外せて洗いやすい
実際に購入したのはこちら。

最大120°までリクライニングし、1歳~7歳頃まで使用できます。クッションがふんだんに使われていて、頭をしっかりサポートし、寝入っても首カックンすることはありません。
昼過ぎに乗せた場合の寝る確率は、現時点で100%です。入眠までの時間も以前のチャイルドシートより格段に短縮されていますし、乗った状態で機嫌が悪くなることもほとんどありません(絶賛イヤイヤ期ですので、乗る時のイヤイヤはたまにありますが…)。
残念ながら、買ってすぐに嘔吐がありましたので、いつ何時も車酔いしないわけではなさそうです。後述しますが、乗車時に満腹だったり、窓を閉め切った状態だったり、山道だったりしたことが原因のようでした。
最近は2時間ほどの乗車でもぐっすり眠って到着後もご機嫌。本当に本当に買ってよかったです。
しかしこの商品、生産終了してしまいました…素晴らしい商品なのに…
ということで、先ほどの条件を満たす商品を、口コミなどを参考にピックアップしてみました。
【1歳~12歳・シートベルト取付】Joie フォーティファイ
イギリス生まれのおしゃれなベビーブランド、ジョイー。
リクライニング可能なジュニアシートのシートベルトタイプの方。
5点ベルト式でしっかりホールド。4段階リクライニングです。
カバーが細かく取り外せるため洗いやすそう。
【1歳~12歳・ISOFIX】Joie ボールド
ジョイーのリクライニング可能なジュニアシートのアイソフィックスの方。
(1)ISOFIX(2)シートベルト(3)トップテザーの3つの固定方法でしっかり取り付けできます。
5点ベルト式+インナークッションで1歳なりたても安心。
3段階リクライニング。
ドリンクホルダー付き。
大きなサイドインパクトプロテクションが搭載されているので、サイドの衝撃からもお子様を守ります。
【新生児~7歳・シートベルト取付】combi ウィゴー ロング ムーバー
0歳から使えるとあってクッションが豊富です。
3段階リクライニング。
エッグショック・サイドプロテクション・サイドプロテクションαで、頭部を背面・側面からの衝撃や横からの飛散物からも守ります。
もちろんシート丸洗い可。
【新生児~11歳・シートベルト取付】Nebio EasyPit
海外ブランドかと思いきや姫路の会社です。
サイドプロテクターで側面の衝撃から頭部を守ります。
フラットな姿勢を維持するためのパッドが付属していて、首が座るまでの時期も安心。
前向きは3段階リクライニング。
カバー丸洗い可で、付け外しが簡単なのが特徴です。
【新生児~11歳・ISOFIX】Nebio TurnPit
360°回転式で乗せ降ろしがし易いのが特徴です。保育園送迎などで乗せ降ろしが頻繁な場合には回転式が◎
EasyPitと同じくサイドプロテクターあり。
カバー丸洗い可で、付け外しが簡単。
前向き4段階リクライニング。
回転式は高価になりがちですが、これはお買い得…!
乗車時に満腹の状態を避ける(食後すぐ乗らない)
極度の空腹も、満腹もよくないようです。我が家は乗車1時間前に食事を済ませたり、外出時の昼食を軽めにしたりしています。
お腹を締め付ける服装は避ける
女の子なので、ワンピースを着せてズボンは履かせずに乗車し、目的地に到着してから履かせています。
ズボンを履かせる場合にはできるだけゆったりしたものを。タイツやレギンスは避けています。
特定の食材が車酔いの原因になりそうな場合は避ける
乳製品
柑橘類(みかん、オレンジジュースなど)
を摂取すると高確率で嘔吐していたため、避けています。
乗車前の水分補給はお茶よりお水。
乗車中は寝るようにスケジュール調整
乗車時間にお昼寝するようスケジュールを組みます。日帰りなら帰りにお昼寝、1泊旅行なら行きも帰りもお昼寝です。
行きに寝てしまった場合には、たっぷり遊ばせて体力消耗させ、帰りの時間を少し遅らせて寝るようにしています。
現在は1時間〜長くて2時間くらい寝てくれます。
起きている時間帯は話しかける&歌をうたう
日帰り行きの道中は起きていることが多いので、「バス来たね!」など窓の外を見ながらおしゃべり。
間が持たなくなったら歌を歌います。結構気が紛れて酔いにくいようです。
「おかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」などの曲を聴くなら、Prime Musicがおすすめ。Amazonプライム会員なら聞き放題です。娘が歌える曲をピックアップしてプレイリストを作っています。
アマプラのPrimeビデオとお急ぎ便は子育ての強い味方です↓

手元を見ると酔いやすいので、タブレットなどで動画を見せたり、絵本やおもちゃを持ち込んだりはしません。
窓は必ず開け、エアコンを使用するのは寝てから
よほどの酷暑&極寒でない限り、窓を開けて風にあたるようにしています。
車内のエアコンや食べ物の匂いがよくないようです。
寝たら窓を閉めてエアコンを使用しても大丈夫でした。
車内に染み付いた臭いには光触媒スプレーがおすすめ↓
子は後部座席、母は助手席に乗る
進行方向を向き、なるべく遠くを見ていると車酔いしにくいと言われています。
後部座席のチャイルドシートの隣に母(私)が座っていると、子はどうしても横を向いてしまいがち。母は助手席に座って、前を向き、外の景色などを見てもらうようにしました。
カーブ・坂・信号・渋滞の少ないルートを選ぶ
ルート選びも大事です。ストップアンドゴーをなるべく避けたいところ。
高速道路は信号もなく一定速度の走行なので良く寝てくれるのですが、海沿いなどは横風を受けながらの高速走行で車体が揺れやすいため注意が必要です。
娘は強風の日の阪神高速湾岸線がだめでした…
ふんわりブレーキ・ふんわり加速
運転者になるべく協力してもらいましょう。「酔いやすい運転」ってありますよね…
子どもへの声かけ
「また気持ち悪くなるかも」ということが意識下にあると酔いやすくなるようなので、「大きい公園に行くよ、楽しみだね~、ねんねしてたらすぐ着くからね」などひとこと声をかけてから乗車させるようにしています。
2歳なりたてなので理解しているかどうか微妙なところはありますが、声かけをした方が乗車もスムーズで、車内でもぐずりません。
ある程度言葉が通じるようになれば、「気持ち悪くならないおまじない」などもよさそう。
万が一、嘔吐した場合に備える
嘔吐してしまった場合、冷静に素早く対応できる方が、子どもへの心理的負担が少なくて済むのではないかと思います。
私も車酔いする子どもだったので、吐いてしまうと、「悪いことしちゃった、次も吐いてしまったらどうしよう…」という気持ちになり、さらに酔いやすくなっていました。
また、車内をきれいに片づけ易くした方が、その後の匂いも気になりにくくなります。
嘔吐してしまった場合にあってよかったグッズを紹介します。
必須!!ペットシーツ
チャイルドシートの足元、その横の座席などに敷いておきます。
余裕があればテープなどで運転座席の背面に貼り付けておくのもよいと思います。
汚れてしまったらそのまま「におわない袋」に入れて捨てるだけ。
ポケット付きお食事用エプロン
吐しゃ物をキャッチして、チャイルドシートを守ります。嫌がらなければ、首が苦しくないようにつけてあげてください。
これも使い捨てできるタイプがおすすめ。
ウエットティッシュ(おしりふき・手口ふき)
タオルなどで拭くと、そのタオルを手洗いする手間が増えるので、おしりふきや手口ふきで拭いてそのまま「におわない袋」に入れて捨てます。
布用除菌消臭スプレー
車内に臭いが残る場合もあるので積んでおくと便利。無香タイプがおすすめです。
あとは多めにお着換えを用意しておきましょう。2セット以上あると安心。
体調が万全でなければ乗車を控える
風邪気味や治りかけなどで鼻づまりがある場合は、予定を延期するのが賢明です。
3歳以降は酔い止め薬が服用できる!
勝手に5歳くらいからかな?と思っていましたが、3歳から服用できるものがあります。
ネットで買えるんだな~
最終的に…車を買い替えました!
今まで、結婚前に夫が買ったスズキのソリオに乗っていました。
コンパクトカーで、車内が広く荷物も沢山乗り、スライドドアで、フラットにして仮眠もでき、価格も控えめ。子育てが始まってからも便利でコスパ抜群な車です。
ソリオが特別酔いやすいとは思いませんが、やはり車高がそこそこあるので、横揺れが車酔いの原因になるのではないかと。
次に乗り換える時はミニバンかな?と夫婦で言っていたのですが、ミニバンは車酔いしやすいとの情報がチラホラ…
車酔いしにくい車を探し、ついに買ってしまいました…!
スバルのXVです。

2023年から名称が「CROSSTREK(クロストレック)」になりアップデート。
滑り込み購入です(笑)
納車はもうすぐ。本当に車酔いしにくいのか?!
またレポートしようと思います。
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