Y家夫ひよこアングラーです。
長女は現在生後3か月。
生まれたばかりの頃は、昼夜逆転状態で夜はよく泣き、昼はぐっすりでした。
薄暗いお腹の中から出てきたばかりの赤ちゃんは、
もちろん昼夜の区別などついていません。
平日仕事のY家夫は、とにかく夜寝てもらおうと、
産後でヘロヘロの妻に代わって情報収集・試行錯誤していました。
その結果、生後1か月で夜間は最大6時間、生後1か月半ではほぼ安定して7時間寝てくれるようになりました。
現在は生後3か月で夜10~11時間連続で寝ます。
調べてみたところ、一般的に夜まとめて寝るようになるのは、6~7か月ごろのようで、
我が家は比較的早くねんねトレーニング(ネントレ)に成功した事例ではないかと思います。
今回はここまでの過程を綴っていきます。
生活のメリハリをつける
照明のON・OFF時間の固定
退院してまず行ったことは、昼と夜の区別は光だ!ということで照明に関するルールを作りました。
朝7時になれば照明全開でON。
就寝前の授乳(20~21時ごろ)は常夜灯のみつけた薄暗い中で。
それが終われば照明OFF。
昼寝してても照明ONのままです。
逆に夜間は起きてどうしようもないときでも常夜灯までしか付けません。
老人介護施設で働いていた義母からのアドバイスで、
夜間におむつ替えが必要な時や、様子を見たいときのために、
100円ショップで手元灯(電池式のランタン)を購入しました。
これにより大体1週間ぐらいで昼夜のメリハリはついたと思います。
ただ、この時期は夜間授乳が少なくとも2回前後あるので、結局夜中に起きなければなりませんが。
沐浴の時間の固定
沐浴の時間も、就寝前の授乳の直前に固定しました。
沐浴して喉が渇いてミルク飲んだら寝る!という習慣を体に覚えさせるためです。
沐浴は暖かい日中のうちにするほうがよいと言われることもあるようですが、
妻が市の助産師さんに電話で相談したところ、
お風呂で体をあたためて、その後体温が下がる段階で人間は眠くなるそうなので、
この時間に沐浴を固定することにしました。
ちなみに沐浴後に体を拭いて保湿をするときも、少し照明を暗めにしています。
夜間授乳は粉ミルク
母乳と粉ミルクではお腹の持ちが全然違うようです。
夜の授乳は全部粉ミルクにしました。
産院で使っていたのでアイクレオです。
後に、節約と栄養バランスを考えて、ぴゅあの粉ミルクも使い始めますが、生後3か月経った今でも夜寝る直前のミルクはアイクレオです。
アイクレオとぴゅあでは、どうもアイクレオの方が腹持ちが良いようです。
母乳は日中用となりました。
(夜間は搾乳して冷蔵庫で保管、24時間以内に飲ませるようにしました。)
個人的にはこの方法は親の夜間負担を減らすのに役立ちました。
粉ミルクでしたら母親でなくても大丈夫ですしね。
背中スイッチを無効化する
泣いていてもしばらくベッドに寝かせておく
夜間授乳して、ウトウトしてもベッドに置いたとたん、ギャン泣き劇場が始まる…。
なんとしても避けたいことです。
そこで、ベッドが寝るところだ!というのを覚えさせました。
重要なのは抱っこですやすや熟睡させないこと。
抱っこしててウトウトしてきたら、速やかにベッドに着地させるのです。
最初は背中スイッチが発動して当然泣きます。しかしそこは我慢。
なんとか泣き止んでベッドで寝るまでそのままです。
だがしかしBUT。
母親にとってベッドでギャン泣きする赤ちゃんを放置することは本当に辛いことのようで…。
妻はすぐ抱っこしにいきそうになります。
そこでこのようなルールを作りました。
「5分放置しても泣き止まない場合は抱っこを許可する」
(ちなみに、このルールを制定するまでにめちゃくちゃ喧嘩しました。)
このようにしてベッドで入眠させるトレーニングをして大体1~2週間でベッドで問題なく寝てくれるようになりました。
モロー反射を抑える
着地時に「びくっ!!」となってしまって起きてしまう現象。
これだけは止められません。
モロー反射で手が顔に当たってしまうことで起きてしまうんですよね。
しかし、びくっ!!となったら素早く赤ちゃんの両手を押さえて動かないようにすることでこの現象の作用を最小限まで食い止めることができます。
助産師さんが自宅に訪問してくれた際、
この方法でベッドに着地させていてなるほどと思った次第です。
親と別の部屋で寝かせる
最初は主に妻が、時々私が一緒の部屋で寝ていたのですが、
わが子の眠りは浅く、親の寝返りした時のカサカサ音でも目を覚ましてしまいます。
そこでベビーモニターを導入して別室で寝るようにしました。
効果は歴然。
赤ちゃんもぐっすり、親の睡眠の質も格段に向上しました。
妻からの長い補足
育児中の皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
Y家妻のこっこです。
父親の育休取得など話題になっていますが、
まだまだ産後の育児の中心はお母さんだというご家庭が多いと思います。
まず男性は母乳を出せませんしね…それだけでも大変な負担です。
この記事は父親視点からネントレについて書いていますが、
この通り、我が家のネントレは夫が中心となって進めてくれました。
産後の疲れや体調不良、育児のストレスや睡眠不足は、
母親から、情報収集し、考え、前に進む力と時間を奪います。
試行錯誤する体力はもはや残っていません。
そんな奥様のために、
旦那様はおむつ替えやミルク、沐浴や夜間対応やその他家事など、是非とも代わってあげてほしいのですが、
朝から夜中まで仕事をして、平日はなかなか家事育児に関わる時間がないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、どうすれば家事育児がもっと楽になるのか、
調べたり考えたりするだけでもやってみてはいかがかと思います。
電車での通勤時間や、会社での昼休憩、布団に入って寝る前など、
いつもならネットサーフィンをしたりゲームをしたりしている時間を情報収集に充てて、
グッズや家電が必要なら導入を検討したり、
奥様との会話の中で優しく話題にあげてみてはどうでしょう。
(説教臭くならないように、あくまでも下手に出ることをおすすめしますが…)
私も、スマホで育児情報を検索する余裕すらなく、
睡眠不足で崖っぷちに立たされていた時、
夫の、健康で正常な精神状態の大人の判断に、ずいぶん助けられたと今となっては思います。
この記事のネントレの方法がどの程度汎用性があるのか、
他のご家庭での効果のほどはわかりませんが、
とにかく、考えて、歩みを止めないところに希望はあるなと、
最近自分に言い聞かせているのでした。
睡眠に関する記事まとめ
その後、寝返りが始まって、眠れない夜に耐えかねてベビーセンスを設置し↓
ベビーベッドを卒業してサークルマットを寝床として導入し↓
夜泣きが始まって添い寝をスタートし↓
寝相が悪すぎて同寝室・別ベッドになりました↓
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